この資料の会社・人・数字はすべて講座のための見本(架空)です。
- 日時: 2026年10月1日(木)10:00〜11:00
- 場所: 本社 2階 会議室(オンライン併用)
- 出席: 社長/店舗開発課 課長/店舗開発課 担当/1号店 店長/商品担当/経理担当
- 記録: 店舗開発課 担当
- 議題: (1) 今日の会議の目的 (2) 1号店のお客さまの困りごと (3) アンケートと店で数えた数 (4) 2号店の3つの工夫 (5) 3つのセットと値段 (6) 開店までの流れと始めるお金 (7) 収支の見込み (8) 11月からの予定 (9) 出し方の3つの案
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1. 今日の会議の目的
- (社長)とまり木珈琲は、みどり台駅から歩いて12分の1号店だけでやってきました。
- (社長)昼に入りきらないお客さまが増えたので、2号店を出すかを決めたいです。
- (社長)今日は、2号店の企画書に書く中身を決めきる会にしたいです。
- (社長)11月12日(木)の役員会で、物件の契約を決めてもらうつもりです。
- (店舗開発課 課長)企画書は、10月30日(金)までに私が仕上げます。
- (店舗開発課 課長)企画書の結論は、駅から歩いて2分の路面店を借り、2027年4月に2号店を開店します、の1行にするつもりです。
2. 1号店のお客さまの困りごと
- (1号店 店長)お客さまの声を集めると、困りごとは大きく5つに分かれました。
- (1号店 店長)1つ目は、昼は満席で、入れずに帰ることがあることです。
- (1号店 店長)2つ目は、並ぶと、待ち時間が20分になることです。
- (1号店 店長)3つ目は、テイクアウトの窓口がないことです。
- (1号店 店長)4つ目は、駅から歩いて12分かかることです。
- (1号店 店長)5つ目は、朝の通勤の途中には寄れないことです。
- (店舗開発課 担当)平日の昼と、通勤の途中のお客さまに、5つが重なっています。
- (社長)駅前に、テイクアウトもできる店があれば、5つとも軽くできそうですね。
- (店舗開発課 課長)はい、企画書でも、駅前のテイクアウトもできる店を答えとして書きます。
3. アンケートと店で数えた数
- (店舗開発課 担当)2026年8月に、1号店のお客さま312人にアンケートをとりました(当社調べ)。
- (店舗開発課 担当)テイクアウトがあれば使う、と答えた人は64%でした。
- (店舗開発課 担当)みどり台駅を使って通勤している人は、58%でした。
- (店舗開発課 担当)週に2回以上来る人は、41%でした。
- (1号店 店長)同じ8月に、店でも数えました。
- (1号店 店長)昼に満席で入れずに帰ったお客さまは、1日平均で23組でした。
- (1号店 店長)昼の待ち時間は、平均で20分でした。
- (経理担当)1人あたりの支払いは、平均で1,150円でした。
- (社長)役員会で数字の根拠を聞かれたら、アンケートと店で数えた数だと答えられるようにしてください。
- (店舗開発課 担当)はい、「1号店のお客さま312人へのアンケートと、店で数えた数(2026年8月・当社調べ)」と、企画書の数字のページの下に書きます。
4. 2号店の3つの工夫
- (店舗開発課 課長)2号店は、3つの工夫でできています。
- (店舗開発課 課長)1つ目は、1号店より広い32席です。
- (店舗開発課 課長)窓ぎわのカウンターと4人席で、昼の1時間に、1号店より30人多く座れます。
- (店舗開発課 課長)2つ目は、テイクアウトの窓口です。
- (店舗開発課 課長)店の外に窓口を開け、並ばずに買えるようにします。窓口は朝7時30分から開けます。
- (店舗開発課 課長)3つ目は、1号店と同じランチです。
- (商品担当)1号店の厨房で仕込み、2号店で仕上げます。味をそろえられて、人手も抑えられます。
- (1号店 店長)2号店の朝の仕上げの段取りは、1号店のスタッフで手伝えます。
5. 3つのセットと値段
- (商品担当)時間帯に合わせて、3つのセットを出します。
- (商品担当)値段は案で、1号店と同じ値段にそろえます。
| セット | 時間 | 1人の値段(税込) | 中身 |
|---|---|---|---|
| モーニング | 7:30〜10:30 | 650円 | トーストとゆで卵/ドリンク1杯/テイクアウトもできる |
| ランチセット | 11:00〜14:00 | 1,100円 | 日替わりのサンドかプレート/スープとサラダ/ドリンク1杯/テイクアウトもできる |
| カフェタイム | 14:00〜18:00 | 900円 | 季節のケーキ/ドリンク1杯/席でゆっくり |
- (社長)企画書では、真ん中のランチセットを、おすすめとして見せましょう。
- (1号店 店長)昼の満席を減らすのが2号店の狙いなので、ランチセットがいちばん大事です。
6. 開店までの流れと始めるお金
- (店舗開発課 担当)物件の契約から開店まで、約5か月です。
- (店舗開発課 担当)最初の4週間で、物件の契約をします。駅前の路面店を借りて、保証金を払います。
- (店舗開発課 担当)次の14週間で、内装の工事をします。窓口と32席をつくり、厨房の機械を入れます。
- (店舗開発課 担当)工事のあいだの6週間で、採用と研修をします。スタッフを8人採り、1号店で2週間研修します。
- (社長)工事のあいだに採用と研修を進めて、4月の開店に間に合わせる流れですね。
- (経理担当)始めるお金は、約2,800万円です。
- (経理担当)内訳は、内装が1,900万円、厨房の機械が600万円、保証金が300万円です。
7. 収支の見込み
- (経理担当)1日の客数を、開店の月は120人、6か月目は220人として試算しました。
- (経理担当)1人あたりの支払いは、1号店と同じ1,150円で見ています。
- (経理担当)売上は、客数×1人あたりの支払いで増えていきます。
- (経理担当)費用は、家賃・人件費・材料の3つです。
- (経理担当)始めのうちは、家賃と人件費の固定費が先にかかるので、月の収支は赤字です。
- (経理担当)1日の客数が220人に届く開店6か月目に、月の売上と費用が釣り合い、黒字になる見込みです。
- (社長)何か月目で釣り合うかが、すぐ分かる見せ方にしてほしいです。
8. 11月からの予定
- (店舗開発課 課長)11月に物件を契約し、2027年4月に開店する予定です。
- (店舗開発課 課長)11月に、物件を契約します。
- (店舗開発課 課長)12月から3月まで、内装の工事をします。
- (店舗開発課 課長)2月から3月にかけて、採用と研修をします。
- (店舗開発課 課長)3月から4月にかけて、開店の告知をします。1号店でのお知らせと、駅前でのチラシ配りです。
- (店舗開発課 課長)4月に開店します。
- (店舗開発課 課長)主な節目は、11月12日の役員会と、4月の開店の2つです。
- (店舗開発課 担当)いま話している路面店は、ほかにも借りたい人がいるので、11月中に決めないと埋まるかもしれません。
9. 出し方の3つの案
- (店舗開発課 課長)出し方は、3つの案を出しました。
| 案 | 中身 | 利点 | 難点 | 始めるお金 |
|---|---|---|---|---|
| キッチンカーで試す | 駅前の広場で週3日売る | 始めるお金がいちばん少ない/2か月で始められる | 席がなく、昼の満席は減らない/雨の日は売れない | 約600万円 |
| 駅前の路面店 | 駅から2分の1階を借りる | 窓口と32席を両方つくれる/4月に開店できる | 工事に約3か月かかる/物件は11月までに決める | 約2,800万円 |
| 駅ビルの中 | 駅ビルの2階に入る | 人通りがいちばん多い/雨の日も客が減らない | 家賃が路面店の約1.5倍/朝7時30分に開けられない | 約3,400万円 |
- (1号店 店長)キッチンカーだと、昼に入りきらないお客さまの席が増えないのが気になります。
- (経理担当)駅ビルは、家賃が路面店の約1.5倍で、黒字になるのが遅れます。
- (商品担当)駅ビルは開ける時間が決まっていて、朝7時30分の窓口ができません。
- (店舗開発課 課長)路面店なら、昼の満席とテイクアウトの両方に、始めるお金を抑えて4月から応えられます。
- (社長)企画書では路面店の案を推して、役員会で決めてもらいましょう。
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決まったこと
- 2号店は、みどり台駅の東口の、駅から歩いて2分の路面店に出す形にする
- 2号店は、32席・テイクアウトの窓口・1号店と同じランチの3つの工夫でつくる
- セットはモーニング・ランチセット・カフェタイムの3つにし、値段は上の表の案で出す(おすすめはランチセット)
- 出し方は「駅前の路面店」を推す。11月に物件を契約し、2027年4月に開店する
- 11月12日(木)の役員会で、物件の契約を決めてもらう
宿題(担当・期限)
| # | 宿題 | 担当 | 期限 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2号店の企画書を仕上げる | 店舗開発課 課長 | 10月30日(金) |
| 2 | 内装の見積もりを2社からとる | 店舗開発課 担当 | 10月22日(木) |
| 3 | 2号店で仕上げるランチの段取りを決める | 商品担当 | 10月22日(木) |
次回
- 2026年11月13日(金)10:00〜11:00/テーマ: 役員会の結果を受けて、開店までの分担を決める